CentOS7をEPSONのコンパクトPC ST120にインストール

CentOS7をEPSONのコンパクトPC ST120にインストール

CentOS7をEPSONのコンパクトPC ST120にインストール

このサイトのサーバーOSはCentOS6.4ですがCentOS7にアップしたいので、ST120にサーバー(GUI使用)でインストールして使ってみることにしました。

CentOS7はWindowsのHyper-Vにインストールしたことがありましたので、今回使うST120でも問題なくインストールできると思っていましたが、トラブルが発生し少し手間取ってしまいました。
(説明画面はVMwareを使いました)

  1.  ST120にCentOS7.0 x86_64のインストールメディアを入れ電源ON。
    画面上部に”TPM error (7)”が表示されたがセキュリティチップの設定なのでとりあえず無視。
  2. 作業の選択画面が表示されたので、”Install CentOS 7”を選択。
    Select-install
  3. インストールが始まりました。
    Run Install
  4. インストール途中で画面に何も表示しなくなり動作停止。
    fail
  5. ディスプレイの解像度によってインストールがうまくいかない場合があるらしいので、最初からやり直し。
    作業の選択画面で”Trouble shooting”を選択。
    Trouble shooting
  6. ”Install CentOS 7 in Basic graphics mode”を選択。
    Select-Basic Graphics mode
  7. インストールは順調に進み時刻の設定、ユーザの設定なども完了したが、システムが立ち上がると画面にhome、Trashのアイコン・・・あれ!メニューバーが表示されていない。このあとテキストモードで立ち上げてみたり・・・そうこうしているうちに、””KVM: disabled by BIOS” error”に遭遇。仮想化機能を要求している?ネットを巡ると最近のCentOSはVTが必要らしい。
  8. EPSONダイレクトのサポートサイトで仕様書を確認すると、このST120はCPUがP8700なので仮想化に対応していた。
    ST120 spec
    ”VTを有効にする手順”に進むと、そこにはこんな注意書きが。
    VT note
    ”Linuxでは使用できません”・・・理由が理解できない
  9. とにもかくにもBIOS設定でVTを有効に。(下のBIOS画面はEPSONサポートページからのコピーです)
    BIOS
  10. Basic graphics modeでインストールし、無事にGUIで起動しましたが表示解像度の設定画面で選択できるのが1024*768と800*600だけでした。
    Basic graphics modeでインストールしたから?ここから先は後日ということで、今日はここまで。