実験に使っているDC電源は電圧可変範囲が9~15Vでしたので、マイコンやその周辺デバイスで使われている3~5Vに対応した電源が欲しくなりました。
amazonには数千円で販売している電源がありますが、筐体がコンパクトで使いやすそうな商品が見当たりませんでした。
そこで目を付けたのが、これです。
自動昇降圧ボード12V to DC 0.5-30V (amazon ¥979)
定電圧、定電流機能、モニターも備えていますのでマイコンの実験には十分です。
ただし、このままではケースに入れても操作性が良くありませんので、赤枠で囲った部品(LCD、バックライト、電圧・電流調整用ポテンショメータ、定電流状態LED)を取り外し、ポテンショメータとLEDは操作性の良いものに変更、LCDは下駄を履かせ、出力端子などを加えてコンパクトなケースに収めることにしました。
ケースは松本無線でアウトレット品として2個300円で購入してあったものを使用しました。
このケースは単三電池5本を収めることができる構造になっています。
同じ形のケースは摂津金属工業でも販売していましたが、私の買った物はOKWブランドのドイツ製で型式がB4056317でした。
また、ベースになる電源も以前実験用に使った小型のものを使用しました。
SODIAL(R)AC 85V263V to DC 12V 2A 24W (amazon ¥522)
電源がケースのリアパネル内側に張り付く形で収まり、その横に小型のファンも置けたのでたのでパネル面のレイアウトが決まりました。
電池が収まるケースなのだからコードレスでも動作させようと、電源スイッチはセンターでOFFになるタイプを使いAC駆動とバッテリー駆動の切り替えが出来るようにしました。
細かい部分の修正とデータ取りはまだですが、連休中に何とか形になり動作しました。バッテリー駆動でも出力10Wまで確認できましたが、さすがに10W出力ではエネループ 5本の公称6Vが約5Vまでダウンしていますので電池出力は2A程になり、連続運転には無理があると思います。