消費税の表示方法

消費税の表示方法

消費税の表示方法は政府が自分たちに都合のよいように税込みにしたり、税抜きにしたりしたために、スマホのDMではこのような表示方法がまかり通るようになっています。

tax-au

左側は”おトク①”で高額割引を、右側は”おトク②”で格安利用料金と言って金額表示を強調しています。しかし、よく見ると割引額側は金額表示枠の右上目 立つところに”税込み金額”と書かれていますが、利用料金側の枠には消費税の注意書きが見当たりません。さらに、利用料金の内訳には1円単位まで書かれて いますので”書かれている金額は全て税込み”と受け取ってもおかしくありません。

でも、違うのです。右側の一番下に、さも注意喚起したぞと言わんばかりに赤枠赤文字で ”特に記載のある場合を除きすべて税抜です” と書かれていました。

注意喚起ならば目立たないところに書くのではなく、割引額側と同じように金額表示枠のトップラインに書くべきではないでしょうか。消費者に正しい情報を伝えるという誠意があれば、まず最初に税込みか税別かを明記し、どちらか統一した表記に努めるべきでしょう。

言い方は悪いですが、私はこれを見て詐欺商法のパンフレットという印象を受けました。