先日WROOM-02の電源電圧変化を確認するために急遽作成した、九州工業大学が公開しているArduinoオシロスコープ”Kyutech Arduino Scope”が気に入ったので常に使えるように作り変えました。
CPUボードを安価で小さなArduino nano(300円:Amazon)タイプに変更して1枚のブレッドボードに実装、常用なのでチャンネル等のラベルも付けました。
配線の一部はnanoのボード下を通し、すっきりさせました。
入力電圧の範囲が0~5Vと高く、A/Dの分解能も高くないので信号ライン乗るノイズは気になりませんでしたが、ラジオの回路などデリケートな物を測定する時には影響が出ると思います。
Kyutech Arduino Scopeは入力AC結合にも対応しているようで、Processingのスケッチに次のように書かれていました。
// Oct 5, 2015 v0.70 to fit Processing-3.0
// # runs on Processing2 or 3.
// # no more runs on Processing1
//
// dc/ac coupling support (board = 2 or 3)
// # additional circuit is required
// # to take advantage of ac coupling
さっそく”board = 2 ”にして試したところCH設定にAC/DCの切り替えが表示され、スケール表示も0Vセンターになっています。
AC結合で動作させるための、AC/DC切り替え、2.5Vのオフセット、ついでに入力インピーダンスを1MΩにする回路を考えてみました。(1月12日 回路修正)
そのうち部品を揃え、AかBのいずれかを試してみようと思います。